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賃金、人事制度講座

新制度移行時の格付けをどうするかPart2(2)

前回に引き続き、移行時の格付けで人事評価をつかう場合の実際を、移行パターンごとに見ていきます。

・旧４級、３級→新３級
※数字が大きい方を上位とします。

まず旧４級で標準評価、旧３級で標準以上評価の場合は、とりあえず新３級に移行させていいでしょう。

旧４級で標準を超える評価の場合は、上位等級への格付けが考えられます。

考えるべきは、評価が低い場合です。

旧等級制度においても、本来はその等級の要件を満たしていない状態にあったのかもしれません。

旧３級で低評価の場合、新制度で３級にしていいかどうか、新しい等級基準に照らして検討します。

また、旧４級で低評価の場合、次の２パターンが考えられます。

・旧３級なら要件を満たせる
・旧３級の要件も満たせない

どちらになるか、よく検討する必要があります。

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