本文へスキップ

人事・労務問題解決のパートナー/社会保険労務士のコラボレーション/賃金制度、人事評価制度

運営:社会保険労務士法人ヒューマンキャピタル
TEL.
03(5615)9098 e-mail. info@hrm-consul.com

〒113-0033 東京都文京区本郷3-17-7-4F

人材活性化講座recture

人材育成・活性化講座

働きがいの現状とメンタルヘルス

従業員がどれだけ働きがいをもっているか?
このことに関心をもたない経営者、人事担当者はいないと思います。

モラールやモチベーションに直接影響しますし、それが会社の生産性や創造性に響いてきますから。

では、この働きがいの現状はどうなっているのでしょうか?

2010年、NTTデータ経営研究所が実施した「働きがいに関する意識調査」の結果が発表されました。

調査の概要をご紹介します。

−−−
1.働きがいの現状
◆現在、「働きがいを感じている」人は52.4%。
−「仕事の価値の実感」、「仕事を通じての成長実感」、「仕事を通じての力の発揮」等の「仕事の要因」が、特に働きがいを高めている。
−「会社での将来のキャリアイメージが描けない」、「会社では創造的な仕事を促す環境作りがない」等の「会社の要因」が、特に働きがいを阻害している。


2.3年前と比べた働きがいの変化
◆3年前と比べて、「働きがいが低くなった」と感じている人は44.8%で、「働きがいが高まった」と感じている人(22.5%)を大きく上回る。
−働きがいが低くなった第1の要因は、「会社の将来性が感じられないから」で42.7%が回答。


3.心の疲弊感の現状
◆現在、心が疲れて弱っていることを示す「心の疲弊感を感じている」人は69.7%にも達する。
−働きがいを「感じているグループ」の方が、「感じていないグループ」よりも、「心の疲弊感を感じている」人は24.2ポイント低く、両者に深い関係があることを示している。
−−−


やはりと言うべきか、あまり明るい結果とはなっていないようですね。
「3年前と比べて、「働きがいが低くなった」と感じている人は44.8%で、「働きがいが高まった」と感じている人(22.5%)を大きく上回る」というところは、やはり不況、政治の混乱、先行き不透明感を反映しているのでしょう。

また、ここで改めて明らかになったのが、メンタルヘルス不調との関係です。

働きがいを感じないからメンタルヘルス不調になるのか、メンタルヘルス不調だから働きがいを感じないのか?

おそらく、両方の要因が影響し合っているのでしょう。

「不調」とか「障害」というところまでいかなくても、心が疲れている状態で、働きがいを感じるというのは、難しいものです。
一方、働きがいを感じない状態が続くと、心も疲れてきます。

会社は、この両面から人材マネジメントを考えなくてはなりません。
それが会社の成長につながるのです。

人材育成講座目次

人材活性化講座目次


無料小冊子、メルマガ

バナースペース

社会保険労務士法人ヒューマンキャピタル

〒113-0033
東京都文京区本郷3-17-7-4F
TEL 03(5615)9098
FAX 03(5615)9097
E-Mail:info@hrm-consul.com

メンバー最新書籍、執筆記事

人事実務
「月刊人事実務」
2015年11月号特集
「無期化を見すえた人材発掘」
(杉山秀文著)
経理ウーマン
「月刊経理ウーマン」
2015年12月号
「会社を労務リスクから守るための就業規則のつくり方」
(杉山秀文著)

プロの人事賃金コンサルタント
「プロの人事賃金コンサルタントに
なるための教科書」
(二宮孝著 日本法令)

労働条件審査実践マニュアル
「労働条件審査実践マニュアル」
(五十嵐一浩、杉山秀文著 日本法令)

労働条件審査実務
「DVD 手順でわかる労働条件審査実践実務」
(五十嵐一浩、杉山秀文 日本法令)

朝型勤務実践ガイド
「月刊人事マネジメント」
2015年7月号特集
「朝型勤務推進ガイド」
(杉山秀文著
ビジネスパブリッシング)